こんにちは、スターゴシップバズのTです。
声優を目指して学校を探し始めると、AMG、代々木アニメーション学院、日本工学院、東京アナウンス学院など、名前をよく聞く学校がいくつも出てきます。卒業生を見ると魅力的ですし、「有名な学校なら間違いないかな」と感じるのも自然ですよ。
ただ、私が声優専門学校を選ぶなら、知名度だけでは決めません。卒業までに必要な学費、学校の認可区分、実際に受けられる授業、学内オーディション、卒業後の所属・進路実績まで比べます。ここを見ないまま学校名だけで選ぶと、入学してから「思っていた環境と違った」となりかねないからです。
この記事では、2026年8月時点で確認できる2027年度募集情報を中心に、声優を目指せる代表的な学校を比べながら、自分に合う学校を見つける方法を解説します。
- 声優専門学校を比較するときの判断基準
- おすすめ校の学費や学校区分の違い
- オーディションや所属実績の見方
- 資料請求と体験授業で確認するポイント
声優専門学校は何で選ぶか
声優専門学校は、発声や滑舌だけを習う場所ではありません。演技、アフレコ、ナレーション、マイクワーク、オーディション対策などを通して、仕事につながる表現力を身につけていく場所です。そのため、学校選びでは少なくとも5つの項目を比べてください。
知名度より5項目で比較
私なら、学費総額、学校区分、授業内容、オーディション環境、卒業後の進路を同じ条件で比べます。
例えば、有名声優を多数輩出している学校でも、その卒業生が在籍していた時期と現在ではカリキュラムや講師、オーディション制度が変わっている可能性があります。卒業生の名前だけを見て「ここへ行けば自分も声優になれる」と考えるのは少し早いでしょう。
逆に、テレビCMなどをあまり見かけない学校でも、少人数の実習やプロダクション別オーディションなど、自分に合う環境を用意している場合があります。
学校名を見るより「自分が入学したあと2年間で何を経験できるか」を見ることが大切です。パンフレットでは授業名だけでなく、週何回実習があるのか、何人でマイクを使うのかまで確認してみてください。
専門学校と専門校の違い
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検索結果では、どの学校もまとめて「声優専門学校」と呼ばれがちです。しかし、法律上の専門学校と、企業などが運営する専門校・学院は同じではありません。
学校教育法上の専修学校専門課程にあたり、一定の要件を満たす課程では卒業時に「専門士」の称号が付与されます。専門士の対象となる課程については、文部科学省「専門士の称号を付与する専修学校」で確認できます。
例えば、専門学校東京アナウンス学院、日本工学院専門学校、大阪アミューズメントメディア専門学校は専門学校です。一方、代々木アニメーション学院などは企業運営の専門校として声優教育を行っています。
どちらだから声優になりやすい、という単純な話ではありません。ただし、学歴上の扱いや利用できる支援制度に関わるため、入学前に区分を確認する価値はあります。
「声優専門学校」という名称だけで認可校だと判断しないでください。学校名、学科名、対象年度によって制度が異なる場合があります。正確な情報は各校の最新募集要項で確認してください。
学費は卒業までの総額で見る
学費比較でありがちなのが「初年度学費」だけを見てしまうことです。声優学科の多くは2年制なので、本当に知りたいのは卒業までにいくら必要になるのかですよね。
入学金と授業料以外にも、施設設備費、実習費、教材費、行事費、保険料、卒業関連費などが設定されることがあります。さらに、自宅から通えなければ家賃、食費、交通費も必要です。
また、認可された対象校・対象課程で条件を満たす場合、高等教育の修学支援新制度を利用できることがあります。制度の対象や所得要件などは年度によって確認が必要なので、文部科学省「高等教育の修学支援新制度」も確認しておくといいでしょう。
奨学金や学費免除制度を利用する場合でも、最初から「安くなる前提」で資金計画を立てるのはおすすめしません。採用条件や申請期限がありますから、まず通常の総額を確認し、そのあと適用できる制度を差し引いて考えるほうが安全です。
おすすめ声優専門学校を比較
ここでは声優を目指す人が比較候補にしやすい5校を見ていきます。単純な順位ではなく、学校区分、2027年度の公表学費、オーディション環境などを比べました。
| 学校 | 区分 | 主な地域 | 2年間の学費目安 | 注目したい点 |
|---|---|---|---|---|
| AMG東京 | 学院 | 東京 | 約299.5万円 | プロダクション直接所属を目指す仕組み |
| 東京アナウンス学院 | 認可専門学校 | 東京 | 約273.7万円+諸費用 | 声優科は職業実践専門課程 |
| 日本工学院 | 認可専門学校 | 東京 | 約274.6万円+教材等 | 多数の芸能・声優事務所が参加する審査機会 |
| 代々木アニメーション学院 | 専門校 | 全国 | 約306.3万円 | 全国の校舎と長い卒業生実績 |
| 大阪AMG専門学校 | 認可専門学校 | 大阪 | 約299.5万円 | プロダクション別オーディション |
上記は2026年8月28日時点で公式に確認できる2027年度募集情報をもとにした一般的な目安です。学校によって教材費などの含み方が違い、交通費、任意保険、校外活動費などが別途必要になる場合もあります。最終的な金額は必ず入学年度の募集要項で確認してください。
AMG東京
アミューズメントメディア総合学院の声優学科は、全日2年制で声優を目指すコースです。2027年度の公表額では、入学金、授業料、施設設備費、演習実習費とその他の費用を合わせ、初年度約159.5万円、2年次約140万円、2年間で約299.5万円となります。
AMGで特に見たいのがプロダクションとの距離です。公式案内では2025年卒業生の「プロダクション直接所属合格率92%」を掲げています。ただし、ここにはジュニア所属、研究生、預かりなど複数の所属形態が含まれる場合があるため、「92%がすぐ正所属のプロ声優として生活できる」という意味ではありません。
それでも、学校内でプロダクションと接点を持ち、所属を目指せる環境を重視する人にとって、比較候補に入れやすい学校でしょう。
なお、AMG東京は2028年4月に「東京アミューズメントメディア専門学校」を開校予定としており、2026年8月時点では認可申請中と公式発表されています。2027年度入学を考える場合と、それ以降では学校区分が変わる可能性があるため、自分の入学年度で確認してください。
東京アナウンス学院
専門学校東京アナウンス学院の声優科は2年制で、2027年度の定員は100名。職業実践専門課程として案内されています。認可専門学校を選びたい人にとって有力な候補のひとつです。
2027年度の公表学費は、1年次約145.7万円、2年次128万円で、基本となる2年間の金額は約273.7万円。ただし、教材、芸術鑑賞、クラス行事、卒業関連費などが別途必要になるため、実際の負担はもう少し増えると考えてください。
声優科では、芸能プロダクションによる学内説明会やオーディションが行われています。一社ずつ行われる学内オーディションもあるため、「大人数の合同審査だけではなく、複数の事務所と接点を持ちたい」という人は内容を詳しく見ておきたいところです。
日本工学院
日本工学院専門学校の声優・演劇科は2年制です。2027年度募集では蒲田校と八王子校に学びの場があり、声優だけでなく演技そのものを学びたい人も比較しやすい学校でしょう。
公表されている学費は、1年次約146.6万円、2年次128万円で、2年間では約274.6万円。さらに入学時の教科書・教材などとして約9.4万円の目安が案内されているため、学費表の合計だけで判断しないことが大切です。
デビュー支援では、声優プロダクション、芸能事務所、劇団など約80社が参加する合同審査・説明会が案内されています。参加会社数が多いことは魅力ですが、大切なのは「何社来るか」だけではありません。自分が希望する声優事務所が参加しているか、学生全員にどのような機会があるのかまで確認してみてください。
代々木アニメーション学院
代々木アニメーション学院は1978年から続くアニメ・声優系の専門校で、水樹奈々さん、櫻井孝宏さん、中村悠一さん、鈴村健一さん、松岡禎丞さんなど、多くの声優を卒業生として紹介しています。
2027年度募集要項の専科2年制では、1年次約167.5万円、2年次約138.9万円で、2年間では約306.3万円が公表されています。コースや利用できる制度によって実負担が変わる可能性があります。
また、東京だけでなく大阪、名古屋、福岡、札幌、仙台、広島、金沢などにも拠点があります。地元から声優を目指したい人にとって、「東京へ引っ越さなくても学べる」という点はかなり大きいでしょう。
ただし、代々木アニメーション学院は学校教育法上の専門学校とは異なる企業運営の専門校です。声優教育としての歴史や卒業生を見ることと、学校区分を見ることは分けて考えてください。
大阪AMG専門学校
関西から声優を目指すなら、大阪アミューズメントメディア専門学校も候補です。声優学科は2年制で、専門士の対象となる専門学校として運営されています。
2027年度の声優学科では、入学金、授業料、施設設備費、演習実習費が初年度138万円、2年次118万円。さらに教材費や学校行事費などが初年度21.5万円、2年次22万円となり、学校が公表する範囲を合計すると約299.5万円です。
声優学科ではプロダクションを招いた学内オーディションが行われています。大阪で学びながら声優事務所への所属を目指したい人に向く選択肢でしょう。
◆Tのワンポイントアドバイス
この5校だけを見ても、約270万円台から300万円を超える学校まで差があります。でも、20万円安いから良い学校とは限りません。私は「その金額で何時間学べて、何回チャンスがあり、どんな進路を目指せるのか」までセットで見ます。
声優専門学校のランキング
「声優専門学校おすすめランキング」「声優専門学校はどこがいい」と検索すると順位形式の記事がたくさん出てきます。ただ、声優学校だけは単純な1位、2位で決めにくいと私は考えています。
一律順位を付けない理由
学校ごとに目指している教育の形が違うからです。認可専門学校として専門士の取得を重視する人と、とにかく声優プロダクションとの接点を増やしたい人では、選ぶ学校が変わります。
また、東京の学校が魅力的でも、地方から上京して毎月8万円の住居費がかかるなら、2年間で学費以外の負担が大幅に増えます。一方、地元の学校なら実家から通えるかもしれません。
ランキング1位の学校を探すより、自分の条件で1位になる学校を探す。これが声優専門学校選びではかなり大事だと思います。
四天王という呼び方の注意
検索すると「声優専門学校の四天王はどこ?」という言葉も見かけます。しかし、声優教育業界で公式に認定された「四天王」という学校群が存在するわけではありません。
有名校としてAMG、代々木アニメーション学院、日本工学院、東京アナウンス学院などが比較されることはありますが、選ぶ人や比較基準によって候補は変わります。大阪AMGやヒューマンアカデミーなどもありますから、4校に限定する理由はありません。
「四天王」という言葉より、その学校の現在の募集要項を見るほうが役立ちます。卒業生の知名度だけでは、あなたが入学する年度の授業やオーディション制度までは分かりません。
目的別なら選びやすい
順位を決める代わりに、自分が何を優先するかで候補を絞る方法があります。
プロダクションとの接点を重視するならAMG東京や大阪AMG。認可専門学校として学びたいなら東京アナウンス学院、日本工学院、大阪AMG。全国の校舎から通学しやすさを優先するなら代々木アニメーション学院やヒューマンアカデミーも候補になってきます。
もちろん、これは学校の優劣ではありません。「自分に必要な条件と合いやすいか」という見方です。
そこで最初に、通学地域、予算、学校区分、目指したい事務所、この4つを書き出してみてください。それだけでも候補はかなり絞れますよ。
オーディション実績の見方
声優専門学校を選ぶうえで、学費と同じくらい確認したいのがオーディションです。ただ、「年間何百回」「多数の事務所が参加」という数字だけを見ると、本当に知りたい部分を見落とすことがあります。
回数より参加条件を見る
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年間のオーディション数が多くても、すべての学生がすべての審査を受けられるとは限りません。校内選抜を通過した人だけが参加する方式なのか、希望者が参加できるのか、一社ずつ受ける方式なのかで意味が変わります。
資料を見るときは、「1年生も参加できるか」「参加人数に制限があるか」「校内選考があるか」「何社受けられるか」まで確認してください。
また、自分が入りたい声優プロダクションが明確なら、その事務所が近年のオーディション参加先に含まれているかを見ることも大切です。
所属の意味まで確認する
声優学校の実績で特に注意したい言葉が「所属」です。声優事務所では、正所属、準所属、預かり、ジュニア、研究生、養成所合格など、さまざまな段階があります。
そのため、「所属率90%以上」という数字が出ていても、その90%がすべて同じ立場とは限りません。
ここは悪いことではありません。新人が段階を踏んで事務所所属を目指すのは珍しくないからです。ただ、あなたが学校を比較するなら、数字の定義を確認しておいたほうが納得して進学できます。
◆Tのワンポイントアドバイス
体験入学や説明会で「所属率は何%ですか?」だけを聞くのはもったいないです。「その所属には預かりや研究生も含まれますか?」「昨年度は何人が正所属になりましたか?」と一歩踏み込んで聞くと、学校ごとの違いが見えやすくなります。
卒業後の進路実績を見る
有名声優の卒業実績は、学校の歴史を見るうえで参考になります。ただし、20年前に卒業した有名声優だけでは、現在の学生がどのような進路を歩んでいるのか分かりません。
私なら、過去の著名卒業生と同時に、直近1〜3年程度の卒業生がどの事務所へ進んでいるかも確認します。
さらに、事務所名だけでなく、正所属なのか、預かりなのか、養成所なのかもチェック。学校によって公開範囲が違うので、資料に載っていなければ説明会で質問してください。
声優業界では学校卒業がゴールではなく、そこからオーディションを受け続ける期間が始まります。その入口までどんな支援があるのかを見るのがポイントです。
授業内容と講師を比較
どれだけオーディション機会があっても、審査を通れる力がなければ結果にはつながりません。そこで授業内容を見るときは、派手な設備より基礎と実践の両方を確認したいところです。
発声と演技の土台が重要
声優というとアニメのアフレコを思い浮かべますが、最初からマイクの前でキャラクターを演じるだけではありません。
発声、呼吸、滑舌、アクセント、身体表現、演技、台本読解など、声を使って演じるための土台が必要です。ナレーションや朗読では、アニメとは違った声の使い方も求められます。
ですからカリキュラムを見るときは、「アフレコ実習がある」という一文だけで決めず、1年次に何を学び、2年次にどう発展させるのかを見てください。
初心者ならなおさら、基礎授業の時間を軽く見ないほうがいいでしょう。
マイク前の実習量を確認
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声優学校らしさが出るのが、録音スタジオやマイクを使った実習です。ただ、スタジオが豪華だから実習量も多いとは限りません。
30人で数本のマイクを交代して使う授業と、少人数で何度もマイク前に立てる授業では経験量が変わります。
パンフレットだけで分からなければ、「1クラス何人ですか」「アフレコでは1人あたりどの程度マイクを使えますか」「録音した自分の声への講評はありますか」と聞いてみてください。
設備を見るだけではなく、自分がその設備をどれだけ使えるのかを見る。ここまで確認できると比較しやすくなります。
講師との相性は体験で見る
現役声優や音響監督が講師にいることは魅力ですが、有名な人が教えているだけで学校を決めるのはおすすめしません。
講師として大切なのは、あなたの演技を見て「何をどう直せばいいのか」を具体的に伝えてくれるかです。また、有名講師がパンフレットに掲載されていても、毎週その人の授業を受けられるとは限りません。
そこで役立つのが体験授業。声の出し方を指摘されたときに納得できるか、質問しやすいか、初心者にも分かる言葉で教えてくれるかを見てください。
あなたはその先生から2年間教わりたいと感じるでしょうか。設備写真を見る以上に大事な判断材料になるかもしれません。
近くの声優専門学校を探す
「声優専門学校を近くで探したい」という人も多いでしょう。東京には選択肢が集中していますが、声優を目指すからといって必ず上京しなければならないわけではありません。
東京は選択肢が多い
東京にはAMG東京、東京アナウンス学院、日本工学院、代々木アニメーション学院東京校など、声優を学べる学校が複数あります。
声優事務所や制作会社が集まっているため、学内オーディションや業界イベントとの接点を作りやすい環境も魅力でしょう。
一方、地方から上京する場合は、学費に加えて家賃、食費、光熱費、交通費がかかります。2年間で考えるとかなり大きな金額になりますから、学校だけを見て予算を決めるのは危険です。
学生寮や提携マンションを用意している学校もあるので、資料請求時に住居費まで確認してみてください。
大阪や地方も通学圏で選ぶ
関西なら大阪AMGをはじめ、声優を学べる学校があります。全国展開している代々木アニメーション学院やヒューマンアカデミーなら、東京以外の地域から通える可能性もあります。
例えば広島、福岡、名古屋、仙台、札幌など、自宅から通える校舎があれば、一人暮らしを避けられるケースがあります。
ただし、同じ学校名でも校舎によって設置コース、講師、募集人数、イベント内容が同じとは限りません。「学校全体の実績」だけでなく、実際に通う予定の校舎について確認することが大切です。
上京費用まで含めて比較
仮に東京の学校が地方の学校より学費で20万円安くても、上京して毎月の住居費が発生すれば、最終的な負担は東京のほうが大きくなるかもしれません。
そこで私は、学校を選ぶときに「学費」と「生活費」を別々に考えず、2年間に必要なお金を一緒に見ます。
家賃、食費、通学定期、引っ越し費用、家具家電なども含めて考えると、自宅から通える学校の価値が見えてくることがあります。
学費や生活費は家庭によって大きく異なります。記事内の数値は一般的な比較の目安です。奨学金や教育ローンを利用する場合は返済条件まで確認し、家族や学校の進学相談窓口などとも相談したうえで判断してください。
学校選びで失敗を減らす方法
ここまで比較したら、最後は資料請求と体験授業です。インターネットだけで学校を1校に決めるより、候補を2〜3校残した状態で実物を比べたほうが判断しやすくなります。
資料請求は2校以上で比べる
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資料請求をするなら、最初から1校だけに決めず、候補となる2〜3校のパンフレットや募集要項を同じ時期に取り寄せる方法がおすすめです。
同時に見ると、授業内容だけでなく、学費の記載方法、オーディション制度、卒業実績、設備、サポート内容の違いが分かります。
特に確認したいのは、2年間の総額、別途必要な費用、授業時間、1クラスの人数、オーディション参加条件、卒業時の進路です。
資料請求そのものは入学を決める手続きではありません。候補校を比べるための資料として使えばいいんです。気になる学校が3校あるなら、3校とも見てから減らしていきましょう。
体験授業で見るポイント
資料で2〜3校まで絞れたら、できれば体験授業やオープンキャンパスへ行ってください。
見るポイントは豪華なスタジオだけではありません。在校生の表情、講師と学生の距離、スタッフへ質問したときの対応、校舎の雰囲気なども見ておきたいところです。
体験授業では、実際に声を出してみると分かることがあります。「もっとやってみたい」と思える学校もあれば、「少し雰囲気が合わないかな」と感じる学校もあるでしょう。その感覚は無視しなくていいと思います。
◆Tのワンポイントアドバイス
私は学校を決めるなら、第一候補だけでなく第二候補の体験授業にも行きます。1校しか見なければ、その学校の説明をそのまま受け取るしかありません。2校を見ると「ここは授業人数が少ない」「こちらはオーディション制度が分かりやすい」と比較できます。
入学前に確認する質問
説明会では遠慮せず質問して大丈夫です。むしろ高額な学費を払って2年間通うのですから、入学前に聞いておくべきでしょう。
例えば「1クラス何人ですか」「週に何時間授業がありますか」「学費以外に卒業までいくら必要ですか」「学内オーディションは全員受けられますか」「昨年度の卒業生はどこへ進みましたか」と聞いてみてください。
さらに、欠席した場合の補講、進路変更時の相談、アルバイトとの両立など、自分が不安に感じていることも確認します。
説明を聞いたうえで答えが曖昧だった部分は、その場で契約や出願を急がず、募集要項を持ち帰って家族とも確認するのがおすすめです。
声優専門学校のよくある質問
最後に、声優専門学校を比較している人から出やすい疑問をまとめます。学校名だけでは答えが決まらない質問が多いので、自分の条件に当てはめながら読んでみてください。
声優専門学校のよくある質問(FAQ)
Q1. 声優専門学校はどこがいいですか?
A. 全員に共通する1校はありません。学費総額、学校区分、授業内容、学内オーディション、卒業後の進路を比べ、自分が優先したい条件に合う学校を選ぶのがおすすめです。候補を2〜3校に絞ったら資料を取り寄せ、体験授業にも参加してから判断してください。
Q2. 声優専門学校のランキング1位はどこですか?
A. 公的に決められた声優専門学校ランキングはありません。有名卒業生、学費、認可区分、オーディション機会など、評価する項目によって順位は変わります。ランキング1位という表示だけで学校を決めず、自分が入学する年度の募集要項を比較することが大切です。
Q3. 声優専門学校の四天王はどこですか?
A. 業界が公式に認定した「四天王」はありません。AMG、代々木アニメーション学院、日本工学院、東京アナウンス学院などの有名校が比較されることはありますが、大阪AMGや全国展開する学校などもあります。4校という数にこだわらず、自分の条件で比べるほうが実用的です。
Q4. 声優専門学校は全国に何校ありますか?
A. 「声優専門学校」という統一された学校区分がないため、一つの正確な数で表すのは難しいです。認可された専門学校だけを数えるのか、声優コースのある企業運営の専門校や学院まで含めるのかによって数が変わります。学校数より、通える地域に希望する声優学科・コースがあるかを確認するほうが役立ちます。
Q5. 近くの学校と東京ならどちらがおすすめですか?
A. 東京は学校や声優事務所の選択肢が多い一方、地方から進学すると家賃などの生活費が必要です。近くの学校から希望する事務所へのオーディション機会があり、授業内容にも納得できるなら、地元から通う選択にも十分メリットがあります。学費だけでなく2年間の生活費まで含めて比べてください。
声優専門学校選びのまとめ
声優専門学校は、有名だから、ランキング上位だからという理由だけで決めるものではありません。大切なのは、あなたが2年間通ったときに、必要な技術とオーディション経験を得られる学校かどうかです。
- 学費は入学金だけでなく卒業までの総額で比べる
- 認可専門学校と専門校・学院の違いを確認する
- オーディションは回数だけでなく参加条件を見る
- 所属率は正所属や預かりなど内訳まで確認する
- 有名卒業生とあわせて直近の進路実績を見る
- 地方在住なら上京後の生活費まで計算する
- 候補を2〜3校に絞って資料を同時に比較する
- 最後は体験授業で講師や校内の雰囲気を見る
最初にやるなら、気になる学校を2〜3校選び、最新の学校案内と募集要項を取り寄せて横に並べてみてください。そのうえで体験授業へ行けば、「有名だから」ではなく「自分に合っているから」という理由で学校を選びやすくなります。
声優になる道は、学校へ入れば約束されるものではありません。だからこそ、高い学費と大切な時間を使う前に比較することが必要です。あなたが「ここなら本気でやってみたい」と思える環境なのか、最後は自分の目でも確かめてください。
なお、学費、募集人数、奨学金、カリキュラム、オーディション制度などは変更されることがあります。正確な情報は各学校の公式サイトと最新募集要項をご確認ください。費用面で不安がある場合は、家族だけで決めず、学校の進学相談窓口や奨学金の相談窓口などにも確認したうえで最終判断してください。
