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スターゴシップバズ、運営者の「T」です。
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2023年のWBC、侍ジャパンの劇的な優勝は本当に感動しましたよね。大谷翔平選手とトラウト選手の最後の対決…思い出すだけで今でも鳥肌が立ちます。あの興奮が忘れられなくて、次の2026年大会が待ちきれないという方も多いんじゃないでしょうか。
そうなると気になるのが、「WBC 2026で本当に強い国はどこなのか?」ということ。日本代表メンバーはもちろんですが、リベンジに燃えるアメリカ代表や、最強の呼び声高いドミニカ共和国、ベネズエラといったライバル国がどんな布陣で来るのか、今からワクワクします。
すでにブックメーカーの優勝予想オッズが出始めたり、WBCの世界ランキングを参考にしたり、各国の注目選手の情報も少しずつ聞こえてきました。また、出場国や組み合わせ、日程、開催地といった大会概要も固まり、日本が連覇するためにはどの試合が鍵になるのか、気になるところです。
この記事では、WBC2026の優勝候補や注目すべき強豪国について、2025年時点での最新情報(ウワサも含めて)をまとめてみました!
- WBC2026の優勝候補とオッズ
- アメリカやドミニカなどライバル国の戦力
- 侍ジャパンの連覇に向けた課題
- 大会の組み合わせと注目の対戦カード
WBC2026で強い国はどこ?優勝候補の徹底予想
2023年大会の盛り上がりを受けて、次回2026年大会は各国の「本気度」がさらに増しそうですね。特にメジャーリーガーの参加意欲がこれまで以上に高まっている印象で、本当に「世界最強」を決める戦いになりそうです。まずは、現時点での優勝候補やライバル国の動向をチェックしてみましょう。
WBC2026の優勝予想とオッズの傾向
気が早いようですが、すでに一部のブックメーカーではWBC2026の優勝予想オッズが出始めています。大会までまだ1年近くある時点での予想なので、参考程度ですが…これがまた面白いんです。
驚いたことに、現時点の予想では前回準優勝のアメリカや前回優勝の日本を抑えて、ドミニカ共和国が1番人気になっているケースもあるようです。
もちろん、これは2025年春時点でのあくまで「予想」です。これから各国で代表選手の選考が進み、メジャーリーガーの参加・不参加が明らかになるにつれて、オッズは大きく変動していくでしょう。ただ、それだけドミニカの潜在能力が評価されている証拠とも言えますね。
ブックメーカーのオッズ(あくまで一例)
- ドミニカ共和国
- 日本
- アメリカ
※上記にメキシコ、ベネズエラ、プエルトリコ、韓国などが続くイメージです。
前回大会で準決勝に進出し、侍ジャパンと死闘を繰り広げたメキシコや、常に上位候補のプエルトリコ、ベネズエラといった中南米の強豪も侮れません。
また、前回はまさかの1次ラウンド敗退となった韓国も、キム・ハソン選手(パドレス)やイ・ジョンフ選手(ジャイアンツ)らメジャー組を中心に、巻き返しを誓っているはず。侍ジャパンの連覇は簡単ではなさそうですが、だからこそ応援しがいがあります!
世界ランキングから見る各国の実力差
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「強い国」を見るうえで、ひとつの目安になるのがWBSC(世界野球ソフトボール連盟)が発表する男子野球世界ランキングです。
2025年9月時点の最新ランキングでは、なんと日本が1位となっています!これはWBCやプレミア12、アジア野球選手権など、近年の国際大会での安定した成績が評価された結果ですね。(出典:WBSC Men’s Baseball World Rankings)
WBSC男子野球世界ランキング(2025年9月時点・抜粋)
| 順位 | 国・地域 | ポイント |
|---|---|---|
| 1位 | 日本 | — |
| 2位 | チャイニーズ・タイペイ(台湾) | — |
| 3位 | アメリカ | — |
| 4位 | 韓国 | — |
| 5位 | ベネズエラ | — |
| 6位 | メキシコ | — |
| 7位 | プエルトリコ | — |
| 9位 | キューバ | — |
| 10位 | オランダ | — |
※ポイントは変動するため非表示にしています。
ただ、このランキングがそのままWBCでの強さに直結するわけではないのが、野球の面白いところ。
WBSCのランキングは、WBCだけでなく、U-18など様々な世代の大会や、プロの参加が限定的な大会(プレミア12など)の結果も含まれます。一方でWBCは、「トップ中のトップ」であるメジャーリーガーがどれだけ集結するかで戦力が激変します。
例えば、ランキング上位にいないドミニカ共和国も、ベストメンバーが揃えば即座に優勝候補筆頭になるのは、皆さんもご存知の通り。ランキング3位のアメリカや6位のメキシコも、WBCではランキング以上の力を発揮してくるはずです。
アメリカ代表などライバル国の注目選手
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前回大会、マイク・トラウト選手(エンゼルス)が主将としてチームをまとめ、自らも奮闘しましたが、惜しくも日本に敗れたアメリカ。次回2026年大会は、その雪辱に燃えているようです。
その本気度の表れとして、すでに、ヤンキースのアーロン・ジャッジ選手がキャプテン就任の意向を示しているとか!これはアツいですね。
さらに、若手のスーパースターたちも続々と参戦を表明しているとの報道があります。
- ポール・スキーンズ(パイレーツ):剛腕ルーキーとして知られる投手
- コービン・キャロル(ダイヤモンドバックス):俊足強打の外野手
- ボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ):走攻守揃った遊撃手
もちろん、ムーキー・ベッツ選手(ドジャース)やピーター・アロンゾ選手(メッツ)、カイル・タッカー選手(アストロズ)といった前回大会のメンバーも出場を希望しているようです。まさに「MLBオールスター軍団」であり、「今度こそ世界一を奪還する」という強い意志を感じます。
前回は先発投手の招集に苦しんだ印象がありましたが、スキーンズ投手のような若きエース候補が加われば、日本にとっては最大の壁となりそうです。
ドミニカ共和国など中南米の最強打線
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そして、ブックメーカーからも1番人気と目されるドミニカ共和国。前回大会はまさかの1次ラウンド敗退という屈辱を味わいましたが、それゆえに次回大会にかける想いは強いはず。
何と言っても打線が規格外です。MLBの打撃タイトルホルダーがズラリと並びます。
ドミニカ共和国の主な代表候補(野手)
| 選手名 | 所属(例) | 主なポジション |
|---|---|---|
| フアン・ソト | メッツ | 外野手 |
| フェルナンド・タティスJr. | パドレス | 外野手/遊撃手 |
| マニー・マチャド | パドレス | 三塁手 |
| ホセ・ラミレス | ガーディアンズ | 三塁手 |
| ラファエル・デバース | レッドソックス | 三塁手 |
| ブラディミール・ゲレーロJr. | ブルージェイズ | 一塁手 |
…ちょっと名前を挙げただけで、とんでもないメンバーですよね。三塁手なんか渋滞しすぎてます(笑)。このうちの誰かが欠けても、次から次へとスター選手が出てくるのがドミニカの恐ろしさ。
以前、日本ハムでホームラン王になったレイエス選手が、ドミニカ代表では候補にすら入らないレベル…という話もあるくらい、選手層の厚さが異次元です。
投手陣も、2019年サイ・ヤング賞のサンディ・アルカンタラ投手(マーリンズ)や、新星ジョアン・サンチェス投手(タイガース)ら強力な布陣が予想され、投打に隙が見当たりません。
日本代表メンバーとメジャーリーガーの動向
さて、我らが侍ジャパンです。連覇がかかるわけですが、少し懸念材料も出てきています。
前回大会の立役者の一人であり、精神的支柱でもあったダルビッシュ有投手(パドレス)は、残念ながらトミー・ジョン手術の影響で不参加が決定しています。これはチームにとって痛手ですね…
また、大谷翔平選手(ドジャース)や山本由伸投手(ドジャース)といったメジャーで活躍する選手たちも、シーズン中の疲労を考慮して辞退する可能性が報じられています。特に投手としては、シーズン前の大事な時期でもあり、出場可否は所属球団の意向も大きく影響しそうです。こればかりは、選手のコンディションが最優先なので仕方ないかもしれません。
ピッチクロックへの対応
もう一つの懸念が、WBC2026から本格導入されると見られる「ピッチクロック」です。MLBではすでに導入されていますが、NPB(日本プロ野球)の選手たちは経験が少ないため、このルールへの対応が鍵になるかもしれません。特に投手や捕手は、サイン交換も含めて時間との戦いになります。
とはいえ、日本も選手層は厚いです!
鈴木誠也選手(カブス)や、前回大会で日本のファンを虜にしたラーズ・ヌートバー選手(カージナルス)の参加も期待されますし、国内にも村上宗隆選手(ヤクルト)、佐々木朗希投手(ロッテ)、岡本和真選手(巨人)、近藤健介選手(ソフトバンク)など、素晴らしい選手がたくさんいます。
メジャー組と国内組がどう融合するのか、そして栗山監督(当時)から引き継ぐ新しい監督がどんなチームを作るのか、注目したいですね。
WBC2026で強い国が集う組み合わせと日程
各国の戦力も気になりますが、大会を勝ち上がるには「組み合わせ」や「日程」も非常に重要です。前回大会と比べて、侍ジャパンの道のりはどうなるのでしょうか。開催地も含めて見ていきましょう。
WBC2026出場国と予選プールの展望
WBC2026も、前回同様20チームが出場します。5チームずつ4つのグループに分かれて1次ラウンドを戦い、各グループの上位2チームが準々決勝に進出します。
各グループの開催地と顔ぶれは以下の通りです。
A組(開催地:サンフアン)
- プエルトリコ
- キューバ
- カナダ
- パナマ
- コロンビア
開催国プエルトリコが優位に見えますが、前回4強のキューバ、MLB選手を擁するカナダやパナマ、コロンビアも力があり、全4グループの中で最も混戦になりそうな「死の組」かもしれません。
B組(開催地:ヒューストン)
- アメリカ
- メキシコ
- イタリア
- イギリス
- ブラジル
アメリカと、前回躍進したメキシコが軸になりそうです。ただ、イタリアは前回8強、イギリスもチザム選手(ヤンキース)の参加が噂されており、油断はできません。
C組(開催地:東京)
- 日本
- 韓国
- オーストラリア
- チェコ
- 台湾
我らが日本の東京ラウンド。前回とほぼ同じような顔ぶれですが、中国の代わりにプレミア12王者の台湾が入りました。韓国もオーストラリアも前回より強化されており、グループ全体のレベルとしては前回大会よりも大きく上がると予想しています。
D組(開催地:マイアミ)
- ドミニカ共和国
- ベネズエラ
- オランダ
- イスラエル
- ニカラグア
ドミニカ共和国とベネズエラのMLBスター軍団2チームが抜けていますが、WBCで実績のあるオランダ、イスラエルもおり、ここも激戦区です。
開催地マイアミでの準々決勝が鍵になる
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侍ジャパンにとって、今回大きく変わる点が「準々決勝」です。
前回大会は、準々決勝も地の利がある東京ドーム(イタリア戦)で戦うことができました。しかし、WBC2026の準々決勝は、すべてアメリカ(ヒューストンとマイアミ)で行われます。
もし日本がC組を突破した場合(1位でも2位でも)、準々決勝はD組を突破したチームとマイアミで戦うことになります。
D組は、先ほども触れたドミニカ共和国やベネズエラといった超強豪がいるグループです。つまり、準々決勝でいきなり「事実上の決勝戦」のようなカードが組まれる可能性があるわけです。
完全アウェーの可能性
開催地であるマイアミは、ドミニカ共和国やベネズエラ、キューバなど中南米からの移民が非常に多い地域です。もし日本がこれらの国と対戦することになれば、会場の雰囲気は「完全アウェー」になることが予想されます。
2017年大会のアメリカ対ドミニカ共和国戦では、アメリカ開催にもかかわらず、ドミニカ共和国への応援が凄まじく、アメリカ代表がアウェーのようになったそうです。この環境で勝つのは、東京ドームで戦うのとは比べ物にならない難しさがあるかもしれません。
侍ジャパンが警戒すべき台湾との初戦
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そして、もう一つの大きな壁が「1次ラウンドの初戦」です。
侍ジャパンのWBC2026初戦(3月6日)の相手は、台湾に決まりました。
過去のWBCで、日本は初戦を中国と戦うことが多く、比較的楽にスタートを切れていました(2013年のみブラジル)。しかし、台湾は全く違います。
昨年のプレミア12決勝で日本は台湾に苦杯を喫していますし、今の台湾は「過去最高レベルで好投手が揃っている」と言われています。日本ハムに入団した古林睿煬(クー・リンルイ)投手や、怪我さえなければエース格の徐若煕(シュー・ルオシー)投手など、実力のある若手が多いんです。
国際大会の初戦はどのチームも硬くなりがち。その相手が最強の難敵である台湾というのは、連覇に向けて最初の大きな試練と言えそうです。しかも、台湾は前日に試合があるため2戦目ですが、日本はこの試合が初戦。この日程の差も少し気になりますね。
ベネズエラやプエルトリコの投手力分析
D組のドミニカ共和国に注目が集まりがちですが、ベネズエラやA組のプエルトリコも忘れてはいけません。
ベネズエラは、ロナルド・アクーニャJr.選手(ブレーブス)やルイス・アラエス選手(パドレス)といったスター野手に加え、ロベルト・スアレス投手(パドレス)やパブロ・ロペス投手(ツインズ)など、投手陣も強力です。前回大会も1次ラウンドでドミニカを破っており、投打のバランスは非常に高いレベルにあります。
プエルトリコも、フランシスコ・リンドーア選手(メッツ)やカルロス・コレア選手(ツインズ)といった野手陣に加え、リリーフエースのエドウィン・ディアス投手(メッツ)ら豪華なメンバーが揃う予想です。過去2度の準優勝はダテじゃありません。
これらの国が、日本の前に立ちはだかる可能性は十分にありますね。
予選通過国や欧州勢のポテンシャル
前回大会では、チェコ代表がアマチュア軍団ながらも大健闘し、東京ラウンドを大いに盛り上げてくれましたよね。佐々木朗希投手からヒットを打ったシーンは感動的でした。
そのチェコも、主砲のフルプ選手(巨人・育成)やエースのパディシャーク投手(オイシックス)がNPB入りするなど、着実にレベルアップしています。アマチュア軍団という話題性だけでなく、実力で台風の目になるかもしれません。
また、イギリス代表もMLBのスター選手であるジャズ・チザム選手(ヤンキース)が代表入り候補に挙がるなど、侮れない存在になってきています。イタリアも前回8強の実力がありますし、予選から勝ち上がってきたブラジルやニカラグアも含め、WBCでは何が起こるか分かりません。
こうしたチームが強豪国を食う「ジャイアントキリング」も、WBCの醍醐味の一つかなと思います。
WBC2026で真に強い国が決まる瞬間
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ここまでWBC2026の強い国について見てきましたが、いかがでしたでしょうか。
WBC2026で強い国は、と聞かれれば、現時点ではやはりアメリカ、ドミニカ共和国、そして日本の3強かなと思います。ですが、メキシコ、ベネズエラ、プエルトリコ、韓国、台湾も虎視眈々と頂点を狙っています。
特に今回は、
- 難敵・台湾との「初戦」
- マイアミ開催による「準々決勝の壁」
という、侍ジャパンにとっては過去最も過酷な大会になるかもしれません。
どの国が「真に強い国」の称号を手にするのか…。このハラハラする感じもWBCならではですね。今から2026年3月が待ち遠しいです!

